ヤマザキマザック美術館　新着情報

本日14日の10時30分から、特別展「富田菜摘　スクラップ・ワールド」の第1回ガイドツアーを開催しました。
学芸員が展覧会の見どころや裏話を1時間ほど解説します。



新型コロナウイルス感染症対策のため、ガイドレシーバーを使ってのご案内です。
(上の写真の男性の耳に装着されています)



参加者の皆さまがご覧になっているのは、新聞や雑誌を使って制作された人物像です。




《さんざん待たせてごめんさい　−鈴木虎之介》(メタボなおじさん)2008・2010年
 
恰幅の良い男性には、「メタボ」や「脂肪の減らし方」といった文字が躍る新聞記事が使われています。
作品名は、ずばり「メタボなおじさん -鈴木虎之介」。



制作当時の世相がわかる記事。そしてそれらを素材とした人物像の数々。
時が流れたからこそ俯瞰的に解釈することができる社会の様相が、一体一体の個性として表現されています。

次回のガイドツアーは11月28日の10時30分より開催します。
皆さまのご参加をお待ちしております！