オディロン・ルドン 夢の交叉
―画家として、批評家として―
- 会期
- 2025年10月24日(金)から
2026年02月23日(月)
19世紀フランス絵画の巨匠、オディロン・ルドン(1840-1916)。世紀末の象徴主義を代表する画家として知られており、幻想的な作風が同時代から現代にいたるまで多くの人々を魅了しています。
展覧会の前半ではオディロン・ルドンの数々の名作を精選して展観。初期の風景画および画業前半に多くの人々を魅了した幻想的な石版画集と、画業後半に油彩やパステルの華やかな色彩と奔放な筆触で表された花の作品や神話画、風景画を対比的にご紹介いたします。
展覧会後半では、アングル、ドラクロワ、クールベ、ピサロ、ファンタン=ラトゥール、ドガ、ロダン、ボナール、ブレスダンら、ルドンが著書『私自身に(A soi-même)』の中で論評した芸術家たちの作品を、ヤマザキマザック美術館所蔵作品を中心にルドンの言葉を引用しながらご紹介いたします。ルドンの美学や制作姿勢を、ルドンが他の作家たちを見つめる目から読み解きます。
オディロン・ルドン《緑の花瓶の花》1904-06年頃 油彩・キャンヴァス 個人蔵
オディロン・ルドン《ペガサスにのるミューズ》1907-10年頃 油彩・キャンヴァス 群馬県立近代美術館
開館時間
平日 午前10時から午後5時30分
土日祝 午前10時から午後5時
(最終入館は閉館30分前まで)
入館料
一般:1,300円(10名様以上1,100円)
小・中・高生:500円
小学生未満:無料
*各種障害者手帳をご提示の方とその同伴者1名は1,100円
*音声ガイド無料サービス
休館日
月曜日 (※11月3日、24日、1月12日、2月23日は開館)、11月4日、25日、1月13日、年末年始(12月29日から2026年1月5日)
主催 | ヤマザキマザック美術館 |
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特別協力 | 町田市立国際版画美術館 |
ガイドツアー
会期中第2・4土曜日 各日10時30分から
当館学芸員によるガイドツアー。展覧会の見どころを分かりやすく解説いたします。
予約:不要
定員:先着20名
参加費:無料ただし要当日鑑賞券(半券でも可)
本展鑑賞券をお求めの上、参加証を受け取り、10時25分までに美術館1階ブールデルの彫刻《果実を持つ裸婦》の前にお集まりください。