展覧会

未年計画 名古屋ひつじ物語

会期
2014年11月14日(金)から
2015年02月15日(日)

「美」とは、「羊」と「大」とが組み合わされた漢字で、古来、幸せをもたらすものに使われてきました。人々を災いから守るための神様への供物として、大きく立派な羊を捧げたことから、人間の最も崇高な行いこそが「美」とされてきました。
ひつじ年を迎える2015年の新春にあわせてヤマザキマザック美術館では、井上信太 前田真二郎による「羊飼いプロジェクト」の軌跡をご紹介します。
「羊」が描かれたパネルを森や都市などに放牧(設置)し、写真や映像に収めて公開するこの美術作品は、日本国内にとどまらず、ドイツ、ベルギー、中華人民共和国など世界各地で行われてきました。

本展では、名古屋の観光名所や味のある路地裏など、さまざまな場所での放牧記録と合わせて、世界中で展開されてきた羊飼いプロジェクトの軌跡を公開します。国境を越えた羊と人間の触合いは、新たな美を発見させてくれるでしょう。

【出品作家】井上信太(美術作家)、前田真二郎(映像作家)

ヤマザキマザック美術館5階展示室
名古屋市科学館
名古屋城
オアシス21

開館時間

平日:10:00~17:30(最終入館17:00)
土日祝:10:00~17:00(最終入館16:30)

入館料

一般 1,000円[10名様以上800円]/18歳未満500円/小学生未満無料
*音声ガイド無料サービス

休館日

毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日休館)

主催
後援
協力
特別協力




ワークショップ

「羊のキャンドルを作ろう!」

モコモコした可愛い羊のキャンドルを作りませんか?

 

「羊毛で作ってみよう!」

羊毛をニードル針でチクチクと刺して、羊や雪だるま、サンタクロースを作りませんか?  


コレクション展

会期
2014年09月27日(土)から
2014年11月09日(日)
フランソワ・ブーシェ《恋文》  1745年 油彩、キャンヴァス

ヴァトー、ブーシェ、フラゴナール、シャルダンをはじめとするロココの時代から、ロマン主義を代表するドラクロワ、新古典主義のアングル、写実主義、印象派、エコール・ド・パリ等、18世紀から20世紀に至るフランス美術300年の流れをご紹介致します。

 

また、19世紀末にフランスを中心に花開いたアール・ヌーヴォーの代表的な作家であるエミール・ガレ等、工芸作家によるガラス作品、家具も展示致します。

 

棚や椅子、テーブル、暖炉、壁面フレームと、一部屋まるごと完備したアレクサンドル・デュマのダイニングルームなど、往時の雰囲気をそのままに楽しんでいただけます。

主催 ヤマザキマザック美術館
後援
協力
特別協力




子ども向けガイドツアー「展示室たんけん隊」

なぞなぞ形式のワークシートや美術鑑賞用教材「アート・キューブ」を使って、遊びながら美術に親しみましょう。
*年齢によって2コースご用意しました。

【小学校3-4年生向け】10月5日、19日 13時30分から約1時間
ハジメテ編「どこにあるかな?みつけてみよう!」 

【小学校5-6年生向け】10月5日、19日 15時から約1時間

モット編「なぜ?なんだろう?考えてみよう!」 

ナイトミュージアム 岡山加代子 シャンソンの夕べ

日時:2014年10月10日(木) 17:45~


ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画 近代によみがえる古代の夢

会期
2014年06月14日(土)から
2014年09月23日(火)
フェルナン・クノップフ ≪女性習作≫1900年頃 姫路市立美術館蔵 

20世紀のシュルレアリスム(超現実主義)絵画を代表する画家、ポール・デルヴォー。彼が手がけたベルギー・サベナ航空社長ジルベール・ペリエ邸客間の室内装飾は、長い衣をまとった古代ギリシャの人々と夜会服姿の現代の人々、古代ギリシャの神殿と現実の建築が交錯する幻想的な空間となっており、デルヴォーの本領がいかんなく発揮されています。
このペリエ邸が人手に渡った時、4点の扉絵が海を越えて日本にやってきました。《立てる女》《女神》《乙女たちの行進》の3点は姫路市立美術館に収蔵され、《二人の女》はヤマザキマザック美術館に収蔵されています。今回これら4点の扉絵が初めて再会を果たすことになりました。ポール・デルヴォー財団の特別な協力により、室内装飾の下絵4点や当時の客間内部の写真も同時に展示し、ペリエ邸装飾画の魅力に迫ります。
また、姫路市立美術館の全面的なご協力を頂き、その充実したベルギー近現代美術コレクションの中から、デルヴォーの油彩画、水彩画、版画等20点、フェルナン・クノップフ、ジェームズ・アンソール、ルネ・マグリットらの作品23点を合わせて展示。神秘的な世紀末美術から20世紀のシュルレアリスムにいたるまで、多彩な絵画世界をご紹介いたします。

入館料

一般 1,300円[10名様以上1,100円]/18歳未満600円/小学生未満無料 *音声ガイド無料サービス 無料の日/敬老の日[65歳以上の方]※年齢確認の出来るものをご呈示下さい

主催 ヤマザキマザック美術館、中日新聞社
後援
協力
特別協力




記念講演会

「近代ベルギー美術:シュルレアリスムへの道」

フランスで生まれたシュルレアリスムは、ベルギーではデルヴォーやマグリットが担い手となって流行しました。「現実」を「超」える、「超現実主義」である「シュルレアリスム」は、ベルギーでは写実主義絵画の伝統の中で受け入れられていきます。シュルレアリスム誕生までの19世紀の近代ベルギー美術を分かりやすくお話しして頂きます。
日時:7月6日 14時から15時30分 (13時30分開場)

講師:山田真規子氏(姫路市立美術館学芸員) 

開催場所:マザックアートプラザ4階会議室(美術館北側隣接ビル)


特別ギャラリートーク

デルヴォーやベルギー美術、シュルレアリスム美術を専門とするゲスト学芸員によるギャラリートークです。
3回通して聞けばあなたもデルヴォー通に!


7月20日 14時から

「デルヴォーとベルギー美術の伝統」

講師:高瀬晴之氏(姫路市立美術館学芸課長補佐)

8月3日 10時30分から

「デルヴォーとシュルレアリスム」
講師:村松和明氏(岡崎市美術博物館学芸員)


8月17日 10時30分から

「反復するデルヴォー」

講師:副田一穂氏(愛知県美術館学芸員)

ナイトミュージアム

カルテット・ブランシュールによる弦楽四重奏サロンコンサートです。

閉館後の美術館でゆっくりと演奏を楽しめます。

日時:7月27日
17時30分 受付開始/懇親会
18時10分 開演

19時10分 終演予定

 

曲目

イザイ:弦楽三重奏曲<シメイ>より

イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタより第2番
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 KV136より

       第1楽章 日本の夏メドレー


コレクション展

会期
2014年04月02日(水)から
2014年06月06日(金)
アルフレッド・シスレー《サン=マメのロワン運河》
1885年 油彩、キャンヴァス

ヤマザキマザック美術館は、ヴァトー、ブーシェ、フラゴナール、シャルダンといったフランスのオールドマスターをはじめとするロココの時代から、ロマン主義を代表するドラクロワ、新古典主義のアングル、写実主義、印象派、エコール・ド・パリ等、18世紀から20世紀に至るフランス美術300年の流れを一望する構成となっております。さらには19世紀末、フランスを中心に花開いたアール・ヌーヴォーの代表的な作家であるガレをはじめとする様々な作家たちのガラス作品や家具を展示しております。それぞれの時代を彷彿とさせる優美な展示室で当時のサロンの雰囲気をそのままにフランス芸術を堪能していただけます。
 本会期中は特別に三重県立美術館所蔵の印象派絵画のうちモネ、ルノワールの作品が展示されます(5月中旬まで)。特に第一回印象派展が開催された1874年に描かれたモネの水辺を描いた風景画が2点揃うのは必見! より華やかなフランス風景の世界が展示室に広がります。
 会期中に講演会やワークショップ、オルゴールコンサート等を開催します。随時、情報を更新しますのでご覧下さい。 

◆美術史家 鈴木潔氏による講演会
アール・ヌーヴォーの代表的な作家エミール・ガレについてわかりやすくお話します。
日時:2014年4月12日(土) 14:00~(13:30開場)


◆ワークショップ 光の箱をつくろう
光を透過して七色に輝く夢のように美しい「光の箱」を作りましょう。
日時:4月6日(日)、20日(日)、5月4日(日・祝)、5日(月・祝)、18日(日)、6月1日(日) 13:30~15:00

 
◆日帰り春の美術鑑賞ツアー[昼食・お土産付] 

三重県立美術館「ア・ターブル」展とパラミタミュージアム「知られざるミュシャ」展を巡る春のバスツアーです。ご昼食はアクアイグニス内のレストランにてお楽しみいただけます。  
日時:4月25日(金)8:45出発-18:00頃帰着


◆ペアトーク「バルビゾン派と印象派をめぐるセーヌの旅

名古屋ボストン美術館との共同企画。名古屋ボストン美術館の「ミレー」展の担当学芸員と当館学芸員が一緒に展示室をご案内します。
日時:4月27日(日) 14:00~14:40(当館にて開催)
5月10日(土) 14:00~14:40(名古屋ボストン美術館にて開催) 


◆演奏会のご案内 サックス&ハープ サロンコンサート

絵画展示室で演奏を楽しめます。
日時:5月6日(火・祝) 15:00~(15分程度)


◆ナイトミュージアム サックス&ハープ サロンコンサート

閉館後の美術館でゆっくりと演奏を楽しめます。
日時:5月6日(火・祝) 17:30~19:10


主催
後援
協力
特別協力


金澤麻由子『動く絵』展

会期
2014年01月05日(日)から
2014年03月30日(日)
金澤麻由子《巣―Nest》2012年
手をかざすと青い鳥が手のひらに乗って、なついたり、ついばんだり、こっちを見たりします。

画面に取り込まれたあなたの姿に動物たちが寄ってくる。最新映像テクノロジー×不思議体験

やわらかく繊細に描かれた手描きアニメーションの動物たち。訪れた人の動きにあわせて立ち止まり、見つめ、時にはいたずらも…。観客の姿もスクリーンに映し出され、まるで動物たちと一緒にいるような不思議の世界が体験ができるアニメーション作品や、覗き込むと、スクリーンの向こうで楽しそうに暮らしている動物や小鳥たちが興味深げに近づいてくる作品など。アーティスト金澤麻由子が織り成す夢の世界。動く絵、光る絵画を体験して、最新映像テクノロジーが駆使された新しい視覚体験を心ゆくまでお楽しみください。

《Polyphonic Jump》2012
林檎の森が広がる暖かな空間。観客の姿もスクリーンにも映し出され、まるで動物と一緒にいるような体験ができるアニメーション作品です。(10メートル×2.4メートルの巨大な作品)
《Sweet Home》2010
アルパカの親子がテーブルを囲んで一家団欒。椅子に座るとあなたも映し出されます。蝋燭におもちゃのマッチを擦って火をともすと、絵の中のドアが開いてアルパカの子供がケーキを運んできます。一家全員でハッピーバースデーを歌って、最後にアルパカのお父さんがハグしてくれる可愛らしい作品。ハグが終ると夢の終わり。椅子の横のろうそくを吹き消すと絵の中のろうそくもケーキも消えて、もとのふりだしへ。
《ぼくぱぐ》2006
グーグーいびきをかいてパグのこどもが気持ちよさそうに睡眠しています。たまに目を覚ましては目パチパチまばたきするものの、また眠りに戻ってしまいます。
《時の企て》2013
向こうの世界では動物や小鳥たちが楽しそうに暮らしています。覗き込むと、動物たちが興味深げに近づいてきます。
・・・・その他の作品も楽しめます。

◆金澤麻由子「動く絵」展 ガイドツアー 
学芸員による作品解説を行います。 1月25日は金澤麻由子さんによる解説。
日時:2014年1月11日(土) 1月25日(土) 2月8日(土) 2月22日(土) 3月8日(土) 3月22日(土) 10:30~11:30


 ◆ナイトミュージアム 金澤麻由子「動く絵」展 ギャラリートーク
出品作家である金澤麻由子さんを招いて閉館後にギャラリートークを開催します。金澤麻由子「動く絵」展を思う存分お楽しみいただけます。
日時:2014年1月24日(金) 17:30~

 
◆子供向けガイドツアー「展示室たんけん隊」 
なぞなぞ形式のワークシートを使って、子供たちに遊び感覚で絵画に親しんでもらうガイドツアーです。  
日時:2014年1月19日(日)
3月16日(日)
10:30~11:30
 

◆当館学芸員 吉村有子による講演会  
「南フランスのシャガール」と題し、シャガール晩年の創作の特徴と魅力を探ります。
日時:2014年2月16日(日) 14:00~15:30


◆名古屋ボストン美術館共同企画”ペアトーク”  
名古屋ボストン美術館の「北斎展」担当学芸員と当館学芸員によるコラボレーション・トークです。当館のコレクションと浮世絵や日本美術との関わりについてお話します。
日時:2014年2月11日(火・祝) 14:00~14:40 場所:名古屋ボストン美術館 5Fレクチャールーム
日時:2014年3月9日(日) 14:00~14:40 場所:ヤマザキマザック美術館5F展示室


◆お得な情報 徳川美術館/名古屋ボストン美術館 
徳川美術館が発行する「賛助会」「友の会」会員証と名古屋ボストン美術館が発行する「メンバーシップ会員証」のご提示により会員様は団体料金で入館できます。また徳川美術館、名古屋ボストン美術館では当館が発行する「友の会会員証」のご提示により会員様は団体料金で入館できます。(各種割引の併用はできません)


◆お得な情報 名演小劇場
金澤麻由子「動く絵」展、開催期間中、当館のチケット半券持参で、1枚につき1名様限り、名演小劇場の当日映画鑑賞料金が割引になります。(各種割引の併用はできません)
一般 1800円→1600円
大学生 1500円→1300円
小・中・高・シニア 1200円→1000円  


主催
後援
協力
特別協力